小さい「平和の少女像」と-186

キャンペーン参加へのお問い合わせ:31demo1919@gmail.com

#小さい平和の少女像injapan

(ペンネーム/758_against_racism_with_tokyo)

10月に入って業務で出張が3回続き、撮影に歩く機会も多くありました。例年、私の業務で10月は出張が多くある時期ですが、他の月はほとんど出張もなく、事務所で地道に日常業務にあたります。「表現の不自由展、その後」が中止になったにもかかわらず、芸術家のみなさんを含め、多くの市民の様々な取り組みによって、再開され、会期を終えることができたことは、再開に向けた取り組みに参加した私個人として大変うれしく感じています。引き続き、国のあいちトリエンナーレ2019に対する補助金不交付撤回などについて取り組んでいきますが、一連の連作はこれで一区切りとしたいと考えています。「小さい『平和の少女像』を広げるキャンペーン」の主催の方々には、多めの写真、長い文書を幾度も投稿して、お手数をお掛けしました。あらためて感謝を申し上げます。

写真連作「私は差別を許さないマスメディアを必要とします。」

The series of photographs “I need the mass media which does not permit discrimination.”

写真名 北海道新聞社本社ビル(第11番/写真連作)

Hokkaido Shimbun Press headquarters building (The eleventh photograph of the series)

写真名 北海道テレビ放送(HTB) (第12番/写真連作)

Hokkaido Television Broadcasting head office (The twelfth photograph of the series)

写真名 NHK札幌放送局(第13番/写真連作)

NHK Sapporo broadcasting station (The thirteenth photograph of the series)

写真名 習作 看板「なつぞら」_NHK札幌放送局

A study of Billboard “Natsu-Zora=Summer Sky”_ NHK Sapporo broadcasting station

写真名 札幌テレビ(STV)放送会館(第14番/写真連作)

Sapporo Television Broadcasting Hall (The fourteenth photograph of the series)

写真名 北海道放送(HBC)本社 (第15番/写真連作)

Hokkaido Broadcasting head office (The fifteenth photograph of the series)

写真名 テレビ信州本社(第16番/写真連作)

Television Shinshu head office (The sixteenth photograph of the series)

写真名 SBC信越放送本社(第17番/写真連作)

Sin-Etsu Broadcasting head office (The seventeenth photograph of the series)

◆◆バックナンバー/Back numbers

◆写真連作「私は、多くの人々がいつでも彼女に会うことができるもっと多くの場所を必要とします」

掲載日2019年8月31日/第1番~第5番

掲載日2019年9月3日/第6番~第10番

掲載日2019年9月30日/第11番~第20番

掲載日2019年10月7日/第21番~第34番

掲載日2019年10月18日/第35番~第44番

(第45番~第58番)

◆写真連作「私は差別を許さないマスメディアを必要とします。」

掲載日2019年9月10日/第1番~第10番

◆写真連作「彼女と、私は公的または私的な美術館と展示を訪問しました。」

掲載日2019年9月30日/第1番~第9番

掲載日2019年10月11日/第10番~第14番

(ペンネーム/758_against_racism_with_tokyo)

▼▼私が2019年9月下旬に読んだ書籍「記録集/関東大震災95周年朝鮮人虐殺犠牲者追悼シンポジウム/関東大震災時の朝鮮人大虐殺と植民地支配責任/2018年9月22日(土)朝鮮大学校講堂」(編集・発行=朝鮮大学校朝鮮問題研究センター/発行日2019年9月1日)のうち「第2セッション報告/『関東大虐殺事件』と植民地支配責任追及~解放後在日朝鮮人運動の実践/鄭永寿」「むすび」には、次のような記述があります。参考までに文中の「朝連」は「在日本朝鮮人連盟」です。その他はおおよそ次の通りです。「パースペクティブ=perspective」は①遠近画法、②透視、遠近、③眺望、視覚、遠景などを意味します(旺文社英和中辞典より抜粋)。白色(はくしょく)テロは「白色テロル(white terror)(もと白百合がフランス王権の表徴だったことから)為政者が反政府運動または革命勢力に対して下す激しい弾圧。白色テロ。」(広辞苑第3版1984年11月20日第3版第2刷発行)。

▼101ページ「以上の報告内容をまとめて、朝連と革新勢力は提携して運動に取り組んだが、それぞれ植民地支配の責任追及と『三大テロ史観』として、『同床異夢』であったということが言えると思います。何より軍閥責任をめぐる歴史的パースペクティブの相違が見られます。/朝連は『軍閥的帝国主義の侵略』として朝鮮侵略から軍閥の責任を把握し、侵略・植民地支配の責任を追及する中で、最たる植民地犯罪としての関東大虐殺を位置づけていたわけです。他方、革新勢力は、特に日中戦争以降の軍閥の『白テロ』を批判しながらその弾圧前史としての関東大震災という把握でしたので、東京裁判判決に際して朝鮮侵略や虐殺問題等の植民地問題批判は朝連と違って皆無でありました。/改めて朝連による虐殺責任追及をみると、真相の公表、謝罪・賠償・責任者処罰を求めた点にあります。日本当局の指導責任者を追求しつつ、その対象である軍閥というのは、それに乗じた日本『臣民』および朝鮮人親日派を含む包括的な概念であったことが確認されます。軍閥ファシズム除去という朝鮮の完全独立をめぐる運動路線上の観点から、虐殺を軍閥による白色テロと規定、その主たる責任追及の対象は軍閥であり、その一環で戒厳令下の軍隊による他民族殺戮を糾弾したわけです。その意味で鄭栄桓氏は軍閥が指摘しているように、東京裁判の戦争責任の時空間的な限界を乗り越え、広く植民地下の『戦争犯罪』お問いうる可能性を秘めていました。/日本人民による虐殺については、虐殺の客体には、置かずに明言したものの、軍閥の責任追及に収斂する形、つまり国家責任の範疇で民衆の虐殺荷担を把握したと言えます。また他民族虐殺と日本人社会主義者の殺害については、48年以降の民族教育弾圧などの教訓から『白テロ』=民族離間策動に抗する提携がより強調されていく中で、その異質性の言明は見られません。/次に日本共産党をはじめとした日本革新勢力の虐殺観です。/革新諸勢力の結束と人民の団結を詠う上で、軍閥による白色テロ、つまり亀戸事件、大杉事件、朝鮮人・中国人虐殺の順で、反革命の犠牲者たちとしてそれぞれの事件を同質化しました。敗戦直後の時期に『デマに踊った』という認識の貫徹は、朝鮮人虐殺への加担問題を日本人民衆の主体的責任として捉え返す最大の契機を消失させたと言えるでしょう。/そして朝鮮人虐殺の国家・民衆責任を伴わず、日本人被殺問題を重点的に扱ったことは、『戦後歴史学』における『三大テロ史観』ないし『五大テロ史観』のいわば、『発生史』として位置づけられるのではないか。『三大テロ史観』を並立史観とし批判した姜徳相氏はそれが『常識化』した要因として、当然官憲の朝鮮人虐殺の隠蔽もあるが、それ以上に敗戦食後も最も早く虐殺問題に接近した日本人社会主義者らおよび長年の日本人民衆の真相究明・責任追及の遅れを指摘しています。/ではなぜ、日本人社会主義者らは自警団の責任を問わなかったのか、あるいは問えなかったのか。それは推測にすぎませんが、主眼が日本人虐殺あることで構造的に軍閥批判に収斂したこと、さらには姜徳相氏が指摘するように虐殺当時、夜警に参加していた・参加せざるを得なかった、そういう問題も背景として考えていく必要があるのではないかと思っています。/さて、朝連と革新勢力はこういった齟齬の深まりをみせたためか、48年の追悼大会は朝連の単独開催になりました。そこでは、『虐殺犯を処断し日本政府に損害賠償させよう』というスローガンを『実践化するため当局に大会の名で抗議文を提出することを満場一致で可決』しています。これは日朝提携の追悼大会では見られなかった光景で非常に重要な点であります。/その後関連運動は、それを主導した朝連の強制解散と朝鮮戦争のなかで下火になっていきます。この間独自に責任追及していない民団はともかく、朝連と提携した日本の革新勢力にしても、共催の追悼会のなかで国家責任を要求する決議等はみられず単独でそれを要求した形跡もない。朝鮮人虐殺認識をめぐる溝は深く、あくまで責任『観』に留まっていた革新勢力が責任追及において朝連を代行することはありませんでした。/(略)」

小さい「平和の少女像」を広げるキャンペーン

今すぐ日本の中に「平和の少女像」建てることはできなくても、私たちがそれぞれ「小さい平和の少女像」を持つことは今でも可能です。その運動にご参加ください。 小さい「平和の少女像」を購入していただき、その少女像の写真を撮影、皆さんの少女像に込めたメッセージを送ってください。 詳しい情報はこのページのメッセージや以下のメールでお問い合わせください。 31demo1919@gmail.com

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